レビューから見えてきた環境意識
こんにちは、KJです。
米国のAmazonで「nu board（ヌーボード）」の販売を開始してからおよそ６年になります。
海外での販売ということで最初はどうなることかと心配ばかりでしたが、おかげ様でご好評をいただき多くの方にご購入いただいているのですが、ときどき購入したお客様から問い合せメールをいただくことがあります。
問い合せの内容としては「マーカーのインクが切れてしまいました。アメリカでも購入できますか？」といった質問が多いのですが、先日届いたメールはこれまでにいただいていた内容とはニュアンスがちょっと違っていました。
（日本語訳）：
このホワイトボードマーカーのリフィルはありますか? サイドホルダー（ペンホルダー）に適合するものが見つからず、すり抜けてしまいます。
私はこのノートブックが大好きです。紙を無駄にしなくなったので少なくとも数本の木を保護することができました。
おそらく環境への関心が非常に高い方だと思うのですが、「数本の木を保護することができました」との文言には正直いって驚きました。
「nu board」はホワイトボードで何度も書き消しできますから紙の使用量を減らせるという側面はありますが、私自身「木を保護する」などと考えたことはありませんでした。
「nu board」を企画した際のコンセプトは、「コミュニケーションの活性化」や「アイデアや思考を促すツール」など、主にビジネス面でのメリットを前提に考えており、環境面のことは意識の中になかったように思います。
いただいたメールをきっかけとして、改めて米国Amazonで販売中の当社商品のページを見てみると気づいたことがあります。
皆さんもよくご存じのように、Amazonの商品ページには購入者が書いたレビュー掲載されています。
今回、あらためてレビューを読んでいくと「紙の無駄遣いを減らすことができた」など、環境に関連することに触れている方が多く、米国における環境意識の高さを感じます。
以下、何点かレビューをご紹介いたしますが、皆さんが愛用してくださっていて嬉しい限りです。
（日本語訳）：
紙に代わる環境に優しい代替品を探している人にはこれをお勧めします。
数学の宿題をするためにたくさんの紙を無駄にしていましたが、今、その問題の答えを見つけました。
作りもしっかりしているので（日本製）長く使えると思います。 先端に消しゴムが付いたドライイレースマーカーが付属しています。 インクの乾燥を防ぐため、使用しないときは必ずペン先にキャップを戻してください。 ペーパータオルを使ってインクを消すこともできます。
（日本語訳）：
私は主に仕事でより正式な文書にまとめる前に最初のメモを取ったり、アイデアを練ったりするのに使っています。以前はそのために大量の紙を使用していましたが、これなら紙を無駄にすることなく同じことができます。複数のページがあるため、一度に複数のプロジェクトを進めることもできます。少なくともこれまでのところ、書き込み／消去の性能は申し分ありません。
（日本語訳）：
この製品のおかげで、私の職場での紙の無駄がなくなりました。 完璧な製品。
（日本語訳）：
私は nu ボードが大好きです。思いついたことやメモを書き留めるのに大量の紙を無駄にしてきました。また、オンライン コーディングの練習問題を解くときに疑似コードを書き出すのにも大量の紙を使いました。 毎日の手帳代わりにぴったりです！ これで、さまざまな色のホワイトボード/消去可能なペンも入手できました。素晴らしいです。 ぜひお勧めします。
ちなみに米国民の環境への意識はどうなっているのか気になりネットで検索してみたところ、@DIMEの次の記事が参考になりました。
米国の消費者は「サステナビリティ」をどれくらい意識しているのか？（2022.08.10）
https://dime.jp/genre/1441385/
記事によると「米国消費者の半数以上が「環境への配慮訴求製品の購入経験あり」「全体の約3割の消費者においては最近1～2か月の間に「環境配慮製品」の購入経験がみられた」とのことで、特に若い世代において環境への意識が高いようです。
サスティナビリティ、SDGs、ESGといったキーワードを目にしない日がない現在、当社においてもカーボンオフセットが可能なデジタル印刷機の導入やFSC認証紙など環境に配慮したサービスを展開しています。
ご質問などありましたらぜひお問合せください。
ではKJでした。
