今だから話せるプレスリリースの裏話
こんにちは、KJです。
週刊誌みたいなタイトルになってしまいました(笑)・・・
先日、社内で打ち合わせをしていたおり、ふとしたことから当社初となるオリジナル商品「消せる紙」を発売したころの話になりました。
「消せる紙」は自社開発したニスが表面に塗布されている紙製ホワイトボードで、発売は2008年です。
発売当初は東急ハンズ(現ハンズ)さんで取り扱っていただいていましたが、さらに販路を広げるにはどうしたらいいんだろうと、商品化に携わったメンバー全員が悩んでいました。
そんなとき当時の担当営業から
「『トレンドたまご』という番組で新製品の紹介コーナーがあるからニュースリリースを送ったらどうか」
との提案がありました。
「ニュースリリース????」などと思いながらも、何となく私がリリース文を書くことになりました。
当然のことながら、それまでニュースリリースなど書いたことがありません。
どうしたものかと考えたあげく、とりあえず書店へ。
「ニュースリリースの書き方」的なことが載っている本を購入し、掲載されている例文を参考にしながら「こんな感じでいいかな・・・」などと思いながらも、何とかそれらしきもの書いてみました。
もっともニュースリリースを番組に送ったからといって必ず採用されるとは限りません。
むしろ不採用になることの方が多いと思います。
本音を言えば「こんなの採用されるわけがない!」などと当時は考えていましたが、せっかく書いたのだし、とりあえずサイトに掲載されている番号にFAXしてみました。
当時のリリース(16年前!)を読み直してみると文章があまりこなれていなかったりして、公開するのは恥ずかしくもありますが、下にPDFを掲載しておきます。(*会社情報などは当時のものです)
で、リリースを送ったあとにどうなったかというと、2~3日ほどしてから番組の担当の方から取材の申込み連絡があり、翌日には番組スタッフが工場に来て撮影することになりました。
はっきりとした記憶はないのですが、取材から数日で番組で紹介されたように記憶しています。
私自身は取材には立ち会わなかったので、どんな感じで紹介されるのか期待と不安を抱きながら自宅のテレビの前でじっと番組が始まるのを待っていたことを覚えています。
なお、番組終了後は問合せが数多く寄せられ、売上も大きく伸ばすことができました。
やはりテレビの影響は大きいなと感じました。
その後も「nu board」発売時にはNHKや民放各局の番組で取り上げていただいたりすることも多く、ニュースリリースを含む広報活動の大切さを知ることでできたように思います。
では、KJでした。