今後も必要とされる紙の印刷物ってなんだろう
こんにちは、吉野家で牛丼Bセットを注文した663円だったので、「3円はTカードから引いてくださいっ」て頼んだら1円しか残っていなくて、気まずい思いをしたKJです。
さて、印刷関係に身をおく者としてちょっとびっくりするニュースがありました。
トヨタが「紙カタログ」25年1月に廃止! 今春から請求も停止なぜ? CO2削減&デジタル化が要因? 背景は
記事によると、「2025年1月よりトヨタブランドの紙のカタログの制作と印刷を終了することを明らかにしました。」とのこと。
終了するに至った背景には、環境への配慮や増大する印刷および配送コスト、購入者にとって紙のカタログの必要性が薄れてきている、といったことがあるらしいのですが、印刷需要自体は何年も前からずっと縮小傾向にあります。
※もっとも、デジタル技術のさらなる発展やオンデマンド印刷機の技術の進歩なども相まって、市場が大幅に成長すると予想するむきもあります。
しかしながら、カタログのようなマーケティングに直接関わる部分の印刷物も削減の対象になるのかと驚くと同時に、この流れは変わらないのかもと思ったりもします。
当社の業務に関連する部分でいえば、会社案内やパンフレット、商品に添付されている操作マニュアルなどはこの流れにいます。
一方で、ブログ製本サービス、フォトブック製本サービスなどは今後も需要は減らないのではないかと思ったりもします。
現在ブログと呼ばれているものは近い将来になくなってしまうかもしれませんが、noteなど、従来とは違った形で情報発信を続けていく人は今後も減らないと私自身は考えており、個人の記録や思い出を残すモノとしてのブログ製本サービスは残っていくような気がします。
写真についても同じで、データで保存していればことたりますが、やはり印刷された状態で持っていたいという人も多いと思いますので、製本された形でのフォトブックは今後も続いていくのではないでしょうか。デジタル化によるメリットは認めつつも、こういう分野の印刷物は個人的には残ってほしいと思うのです。
当社がSix Apart社のMT(Movable Type)形式のファイルから、PDFを自動生成するサービスを公開したのが2006年6月。
その後、エキサイトやgoo、Amebaブログなどと提携したブログ製本サービスを開始してから約18年がたち、現在では、note、X、WordPress、instagramなどからも製本できるようになっています。
書きためた文書や写真をお持ちの方はぜひご利用ください。
以上、KJの雑感でした。