サイトワールドに出展しました
～視覚障害者向けの展示会で学んだこと～
こんにちは、KJです。
11月1日（金）から3（日）にかけて、すみだ産業会館サンライズホールで開催された「第16回 視覚障害者向け総合イベント サイトワールド」にスタッフして参加してきました。
私がスタッフとして初めて参加したのが2014年。途中、コロナ禍で4年ほど開催されていなかった時期もありますが、当社も通算で8回ほど出展しています。
出展内容は点字や触地図の制作実例が主体です。
毎年たくさんの方が来場され大変な賑わいを見せますが、いつも思うのは来場されるお客様の表情が明るいこと。
視覚に障害があるわけですから健常者にはわからない苦労もたくさんあると思うのですが、みなさんとても元気で明るい表情をされています。
人生を前向きにとらえていこうというポジティブな姿勢には学ぶことが多いなと感じました。
はじめてスタッフとして参加したときは不安もいっぱいでしたが、視覚障害者の方々と接する機会が増えるにつれ、そんな不安も消し飛んでしまいました。
この展示会に参加するようになってから私自身にも変化がありました。
街中で白杖をもった人がいて何か困っていそうだなと感じた際に、抵抗なく声を掛けられるようになったことです。
「何かお手伝いすることはございませんか」
この一言を気軽に声にすることができるようになりました。
なんというか、ややオーバーに言えば世界が広がったような感じです。
視覚障害者向けの展示会は、東京に限らず地方都市でも開催されています。
12月6日（金）～7（土）には大阪のＯＭＭビルで「日本ライトハウス展 ～全国ロービジョンフェア2024～」が開催され、当社も出展します。お近くの方はぜひ参加してみてください。
きっと、何か感じるものがあるかと思います。
で、KJでした。