製本
設備のご紹介
刷本を「切る」「折る」「綴じる」。製本設備をご紹介します。
- 「切る=断裁機」
ポーラー社製全判機×2台 勝田機械社製半裁機×2台 - 「折る=折機」
スタール社製4枚羽根×4機 正栄機械社製4枚羽根×1機 正栄機械社製2枚羽根×2機
正栄機械社製半裁2枚羽根×1機 - 「綴じる=中綴じ機」
針金で綴じる中綴じ製本機です。ミューラーマルティニ社製7鞍 - 「綴じる=バインダーライン」
糊で接着するアジロ・無線綴じ製本機です。
無線綴じ機・三方断裁機=芳野マシナリー社製 丁合い機=東京出版機械社製30鞍
検査装置
カメラ式絵柄検査装置を中綴じ機・バインダーラインの全鞍に装備しています。この検査装置の導入以来、乱丁事故はゼロに近い状態になりました。特に文字物に威力を発揮します。加えて増落丁を発見する厚み検知器を装備し、安心いただける製本ラインです。
また、アジロ・無線案件はペラやハガキの綴じ込みが存在します。こういった極軽いものの増落丁を発見するためのウェイトチェッカー(重量検査装置)をバインダーラインには装備しています。
チェック体制
ISO9002を1998年に取得し2009年に卒業。現在はそのイズムを引き継いだ欧文独自の品質保証システムへ移行。ISO時代に作成した「作業チェックシート」を継続運用しています。「切る時」「折る時」「綴じる時」「梱包する時」すべての工程において、作業者と任命した検査員双方によるWチェックを実施しています。
また、綴じ機に装備している各種検査装置は、性能は良くても人間が設定をするため、操作に間違いがあっては正確な検査がされません。運行前に作動状況の確認を必ず実施しています。
オペレーターの教育訓練
不具合の未然防止対策として、日々の中で「発生、発見した問題」、また「個々のオペレーターが感じたことの疑問」「上司が気になる点」などを題材にした集合研修を定期的に開催し、職場内での個別指導(知識面・技術面)を必要時に即実行しています。