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パンフレット、カタログ、会社案内などの印刷物関連のツールを、企画・ライティング・デザインといったクリエイティブワークから承ります。また、弊社のオリジナル商品を使った販促品の企画も行なっています。

カタログ・パンフレット

ひとりの営業パーソンとして機能させる
お客様の関心と購買意欲を高めるための重要なポイントは、売りたい商品やサービスが、競合に比べてどこが、どれくらい優れているのか、分かりやすく提示することです。しかし、カタログの役割はそれだけではありません。商品やサービスの内容を理解していただいたうえで納得性を高め、発注につなげるためのツールであること。つまり、告知から受注までお客様に寄り添い、使われるツールであることです。電子化が進む中、冊子のカタログにニーズがあるのは、営業パーソンとしての役割を担っているからに他なりません。使いやすく、説明しやすく、分かりやすいツールを心がけて、サイズや印刷仕様を含めたご提案をさせていただきます。

会社案内

理解と信頼を得て、相手に選ばれるためのツール
ひとくちに会社案内といっても、誰に向けて、どんな効果を期待するかによって、内容と伝え方は変わります。効果的な会社案内を作成するためには、先ず目的を明確にすることが重要です。次に目的に適ったコンセプトを設定します。コンセプトに沿って情報を見せることで、会社の事業内容や全体像が伝わりやすくなり、印象に残る会社案内にすることができます。なぜ印象的であるべきなのでしょうか。記憶に残ってこそ、選ばれるためのファーストステップだからです。冊子の会社案内を印象的にするためには、編集やデザインはもちろんのこと、相手の手元で効果を発揮するようなサイズ、用紙、製本、加工にこだわるのも大切です。

ノベルティやオリジナルグッズ

弊社ならではのユニークな販促品
nu board、消せる紙、ブックカバーなど、弊社のオリジナル商品を使った販促品やグッズの企画・デザインから製造までを一貫して承ります。弊社の商品に関心をもっていただけたら、まずは貴社の販促プラン、ご予算や納期など、お気軽にご相談ください。具体的に販促品を使う場面をお伺いしながら、どんな商品に仕上げたら効果的なのか、貴社の販促プランに沿って検討させていただきます。

制作レポート

試薬系消耗品カタログ

表組の自動組版によりカタログ誌面の作成を効率化。さらに、組版から書き出したEXCELデータにより、二次利用をはじめとした利便性がアップ。

<メリット>

  • 価格やスペック情報の大量な変更に早く対応できます。
  • デザインの変更に早く対応できます。
  • ®やTMなどの特殊文字の文字コードが統一できます。
  • 手作業によるミスを削減できます。
  • 最終組版データからエクセル納品が可能です。

製品の総合価格表や消耗品の総合カタログの中には、誌面のほとんどがスペックや価格および捕捉情報で構成された表組で作られているものがあります。こういったカタログは、商品理解のための製品写真や図表などビジュアル的要素は少ないものの、価格やスペックの改訂情報を包括的に把握しやすく、比較対照しやすいので、予算を前提にした商品選定に役立つ仕様になっています。しかも、価格改訂の速報性も重要なファクターですから、価格決定からカタログ納品までのスピードが求められます。
当社では、このようなカタログを効率的かつ正確に制作するために、XMLを使ったIndesignによる表組の自動組版やVisualBasicを使ったEXCELの自動処理を行いながら、誌面を作成しています。出来上がった誌面上の表組をEXCELに書き出すことも可能です。お客様が管理データを使って原稿をご支給されても、校正過程で変更が発生することは日常的ですから、修正したIndesignの内容とお客様の管理データの内容にレベルの違いができてしまいます。最終データから書き出されたEXCELをお客様に納品することで、最新情報が管理しやすくなりますので、データの二次利用をはじめとした利便性が向上します。
表組のスタイルがこの組版処理に適していれば、同様の効果は期待できると思います。まずはご相談ください。

表組の自動処理による制作フロー(概要)

海外からの留学希望者向けの大学案内

タイ、インドネシアなど東南アジア言語を含む5カ国語版に展開

今後ますます労働人口が減少していく日本にとって、若いアジアの人材活用はこれからの重要なテーマになるといわれています。アジアの人々を受け入れる姿勢や方法を、改めて考えてみる必要がありますよね。文部科学省が実施している「グローバル30」という事業では、海外の学生が留学しやすい環境を整備するための取り組みが行なわれています。そうすると、留学希望者にとって分かりやすい大学案内が求められます。
学校案内といえば、当社でも中国語や韓国語での制作は以前からありましたが、最近の傾向として東南アジア言語の依頼が増えてきています。東南アジア言語の需要といえば、少し前までは企業の海外進出のためでしたが、これからは受け入れのためのツールづくりが増えていくのかもしれません。
今年に入ってタイ語とインドネシア語、英語、中国語(簡)、韓国語の5カ国語で大学案内を作成しました。デザインは英語版で作成して、デザインが確定してから各国語版に展開するのが通常のフローです。このとき、言語による文字量の増減を想定してデザインしなければ、特定の言語だけ極端に文字が小さくなってしまうことがあるので注意が必要です。この部分は経験値がモノを言うところですね。いちばん気を使ったのがタイ語の組版でした。組版の環境によりますが、タイ語はフォントによって母音や声調記号がなくなったり、正しい位置からずれてしまうことがあります。それに字形が複雑なので、英文と同じフォントの大きさでは可読性が悪くなる傾向があります。また、タイ語には句読点がありませんから、文章の流れを綺麗に保ちながら改行されているかどうかは、タイ語が読めなければ判断できません。翻訳と同様に、組版もネイティブチェックが重要になる部分です。最近のパソコンは日本語のシステムでも初期状態から多様な言語を表示できますが、それがネイティブの人々にとってストレス無く通用するかどうかは別の話なのです。

医療機関向けサプライ品カタログ

輸入製品の国内販売用カタログを企画構成

海外メーカーの製品を輸入販売する場合、販売用のカタログが必要になります。その際にメーカーから日本語のカタログを提供されることがありますが、そのままでは使えないケースがあります。販売に適した翻訳になっていないという理由だけではありません。市場への導入期と成熟期では売り方が違いますので、自国市場の段階に合わせたカタログでなければ効果が見込めないからです。また、Webでの情報提供が先行している現在では、効率化や検索性に重きをおかれがちで、製品毎の個別情報が均質的になる傾向があり、メリハリの無さが印刷物にも表れていることがあります。
カタログでは先ず、製品の特長や種類を分かりやすく伝えるために、カテゴリーのツリー構造が明確になっている必要があります。たとえ、素晴らしい機能と豊富なバリエーションを持つ製品であっても、製品毎の機能の違いや基本型とオプションの区別、主要情報と補足情報が整理されていなければ、顧客を混乱させるだけではなく、販売に携わる営業パーソンを苦労させることになります。情報の幹と枝葉の関係を明確にすることが、個々の製品と製品グループの全体像を伝えるための第一歩です。
当社は、ある案件でお客様への取材を通して検討を行ない、上記の趣旨を軸とした販売カタログの提案を行ないました。ちょうど今月納品させていただいたところです。私たちの仕事が、お客様の売り上げアップにつながれば嬉しいかぎりです。

観光案内パンフレット

日本語版観光案内をベースに英中(簡・繁)韓の4カ国語版に展開

円安で日本を訪れる外国人観光客が増加しています。日本の世界遺産が増えていることも、海外からの集客に一役買っているのかもしれません。観光客誘致活動も盛んに行なわれていますが、そんなときに必要になるが外国語の観光案内パンフレットです。旅行代理店や現地の案内所で使われていますが、空港や駅に置いているのもよく見かけます。
当社は外国語のパンフレット制作は得意分野ですから、観光案内パンフレットの制作も行なっていますが、今までで代表的なものと言えば飛騨白川郷と日光ですね。展開言語として英語は当然ですが、最近ではアジア言語のニーズが多くなっていて、中国本土向け(簡体字)、台湾向け(繁体字)、韓国語の3言語への展開がベーシックになってきました。ちなみに簡体字と繁体字では字形が違いますが、句読点の使い方も違いますので注意が必要です。一般的に日中韓に比べて英語はボリュームが多くなりますので、デザインを損なわないようにレイアウトを調整しています。最近の案件でも地図の中の文字には気を使いました。可読性が悪いと役に立たないですからね。
これからのパンフレット制作でも、海外からの観光客への「おもてなし」の気持ちを大切にしたいと思います。

パソコン・IT関連書

改訂時のコストと時間を短縮するための制作フロー

バージョンアップのたびに改訂が必要になるこれらの書籍では、ライターと編集者と制作者の三者間の連携がとても重要です。初版はライターがWordで原稿を書き起こし、編集者が校閲して、制作者がDTPを行なうというのが通常のフローです。しかし改訂時は、修正量が少なければDTP修正、修正量が多ければ作り直しというように、全体のコストが適切になるように編集者が判断して選択します。
作り直しの場合は、ライターは初版と同じようにWordで原稿を作成すれば良いのですが、DTP修正で対応する場合は赤字原稿を作成しなければなりません。改訂とはいえ、ライターはWORD上で全体を通して原稿をまとめてみなければ、全体の修正量は分からないというのが本音のようです。編集者はライターが作成した原稿の内容によって、修正量が少なければ修正用の指示原稿を別途作成し、修正量が多ければ全て作り直しの指示をする、というように制作方法を変更しなければなりません。また、修正作業というのは、不明点を解決したり、校正手続きを含めると、ある程度の時間とコストは必要になります。つまり、ライターと編集者、それから制作者が関わる全体のコストは、全体の原稿が出来なければ算出できないことになります。
当社では最近、この問題にWindowsのWordによる制作フローで対応しました。見出しと柱の連動などWordの機能も活かしつつ、できるだけ従来のデザインと比べて遜色のないように、断ち落としが必要なデザイン要件も満たして、無事に納品させていただきました。もちろん、最終のWordデータも編集者とライターに納品しましたので、次回の改訂時に活用していただけると思います。このフローで動かすためには、Wordデータの取り扱いについての3者間での決め事が必要でした。ご協力いただきましたお客様に感謝しております。

Wordによる制作フロー(概要)
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