モニターに付けられるホワイトボードを作ってみた
こんにちは、KJです。
突然ですが当社のサイトデザインを9月末に更新しました。
それに伴いスタッフブログもデザインを一新し、新たなスタートを切ることになりました。
ついては今回までは、過去にブログに掲載した記事の中から閲覧数の多かった記事を選び再掲しています。
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「nu board」のボード部分と同じ素材を使用した「紙製薄型ホワイトボード」という商品があるのですが、最近になって急激に売れ行きが伸びております。
ちょっと調べてみたところ、どうもオンライン会議や授業で使われているようで、数セットをまとめて購入する方もいらっしゃいます。
とてもシンプルな商品ですが、それゆえ、ちょっとした工夫で自分用の使いやすいホワイトボードに加工できます。
というわけで、今回も「紙製薄型ホワイトボード」を材料に、PCのモニターに付けて使えるミニホワイトボードを作ります。マグネットを使うことによってボードをモニターに付けたり取り外したりできます。
・材料
なるべく費用を抑えるため100円ショップですべてが揃えられれば良かったのですが、今回は専門店で購入していただく材料があります。
1.プラスチック製のシート
ポリプロピレンを使ったシート(PPシート)が100円ショップで販売されています。今回はダイソーで購入した粘土シートを使いました。手頃なものがない場合は、使わなくなったクリアファイルの表紙などでも代用できます。
2.ブリキプレート(トタン板)
こちらはセリアで購入。磁石が付くものであれば他の素材でも大丈夫です。
ハサミで切れるくらいの厚さのものが加工しやすいです。
3.ネオジウム磁石:18×5×1mm (2個)
こちらは厚さと形状が大事なポイントですので、以下のサイズのものを用意してください。
サンギョウサプライさんという専門店で購入できます。1個58円(税込)です。
URL:https://www.e-sangyo.jp/neo/s/item/neo-18X5X1.html
100円ショップで売っている丸型のものだとうまくいきません。
4.紙製薄型ホワイトボード
5.両面テープ、セロテープなど
・作りかた
ではさっそく作りかたを見ていきましょう。
1.「紙製薄型ホワイトボード」をA5サイズ程度(148 x 210mm:A4判の半分の大きさ)にカットします。
角の部分を丸くする際、カットした残りの部分の角丸をテンプレートにしてボールぺんなどで下書きをしておくとハサミできれいにカットできます。
2.ボードにマグネットを組み込むためのアタリ線を書き込みます。
ボードの上端から10cmの部分を中心にして線を書きます。左右は左端から18mmです。
寸法は写真を参考にしてください。
Aの部分にはマグネットをはめ込むため、カッターなどで切り抜いてください。
3.マグネットを切れ込みにはめ込み、ボードからはずれないように表と裏の両方からテープで接着します。
このとき、テープの長さはマグネットの両端から数ミリ程度はみ出るくらいの長さにしてください。
長すぎると後でマグネットをカバーする紙を貼ったときにテープが見えてしまいます。
4.マグネットをカバーする紙を用意し、両面テープでしっかり貼り付けます。
サイズはマグネットが隠れるくらいの、天地が45mm程度、左右は22mm程度が良いでしょう。
ボードの裏面も使う場合は同様にします。
片面だけ使う場合は、全面にお好きな紙を貼ってください。
今回のサンプルでは包装紙を貼ってみました。(最後の写真を参照)
マグネット部分を黒い紙で多い隠したところ
5.モニターに貼るパーツ(プラスチック製シート)をカットします。
サイズは写真を参考にしてください。
赤線に沿ってカットしたら、裏側の矢印の部分に軽く切れ目を入れます
これは使う際にボードの角度調整をすることができるようにするためです。
切れ込みを深く入れすぎないように注意してください。
6.ブリキプレートをハサミなどでカットし、5.で作成したパーツ(切れ込みを入れた面のい反対側)に両面テープでしっかり貼ります。
左右の余白をみて、40mm x 54mm程度でちょうどいいかと思います。
7.6.で作ったパーツをモニターの端に両面テープで貼り付けたら完成です。
ボードをブリキプレートに付けた状態で位置決めをすると良いでしょう。
裏側から見た写真。片面だけを使うことにしたのでボード全面に包装紙を貼っています
ボードの取り付け・取り外しが簡単にできるので、メモを書く際は手元に置いて書くことができるほか、マーカーもボードと一緒に付けておけます。
今回の例は材料集めがちょっと大変になりますが、使い始めると場所も取らないので便利だと思います。
お時間のある方はぜひお試しください。
TIPS:
ボードをモニターからはずす際は、ボードを手間にひっぱるのではなく、ボードの下部をつまんで矢印の方向にひねるようにすると簡単にはずせます。