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Amazonの提案する新AIとは

~AIでブランド名を検討する~

こんにちは、KJです。

日常業務でAIを使うことが増えてきました。筆者もメールの文案を考えてもらったり、提案書の構成やポイントなどをまとめてもらったりするのによく利用しています。
生成AIの活用が推奨される現在、ChatGPT関連のセミナー広告もよく見かけるようになりました。
AIが日常業務で頻繁に使われるようになってきたとき、自分がやるべき仕事を捉えなおし、生成AIをどのように活用できるかが大きな課題になってくるとの指摘もあります。

先に書いたように、私自身は日常教務のさまざまなシーンで使うことが多いのですが、巷ではより専門的な機能をもったAI(特化型AI)がどんどん開発されてるようです。
ざっと調べただけでも、法律や医療、気象、将棋、校閲といった専門分野の業務に役立つAIが活用されているようです。

そんな中、USA Amazonの管理画面を見ているとニュース欄に「新しいAIツールでブランド名を作成しましょう」という記事を見かけました。
記入欄にいくつかの必要事項を記入すると、その商品にあったブランド名を提案してくれるというものです。これも特化型AIのひとつといっていいかもしれません。
ちょっと面白そうだったのでどんな結果が得られるか試してみました。質問事項は全部で4つ。とりあえず思いついた仮の商品案を記入します。最後のターゲット層は空白にしてみました。

1.会社と商品を説明する:
  マウスパッドと耐水性のストーンペーパーを使ったノートが一体となった商品。
  マウスパッドとしても、ノートとしても利用できます。
2.商品カテゴリー:
  ステーショナリー
3.ブランドの個性:
  デザイン性と機能性を備えたステーショナリーブランド
4.ターゲット層:
  なし

ブランド名を作成する画面の写真

必要事項を記入するとAmazonの提案するブランド名が表示されます。

ブランド名の候補が表示された画面の写真

●Padfolio
「パッド」と「ポートフォリオ」を融合し、製品の二重性を表現。プロフェッショナリズムと多用途性を示唆します。
●Scribble Hub
書くことと創造性の中心的な場所を喚起させます。「ハブ」は様々なタスクの中心的なツールであることを示唆します。
●Aqua Note
ストーンペーパーの耐水性を強調します。「ノート」はノートブックとしての機能を指します。
●Dual Desk
製品の二重機能性を直接的に指します。「デスク」はデスクトップアクセサリーであることを示唆します。
●Mousescript
「マウス」と「スクリプト」を組み合わせ、両方の機能を表現。書くことと計算の間のシームレスな移行を示唆します。
●Stone Slate
ストーンペーパー素材と伝統的な書き込み用スレートを参照。耐久性とクラシックな書き込み体験を示唆します。

いかがでしょう・・・正直、今ひとつかなという印象ですが(笑)。
本来であればChatGPTのように、ここからさらに発展させた形での提案や、商品の特性を踏まえた上でブランドコンセプトの提案などもお願いしたいところですが、今回使用したAmazonのAIはそこまでの機能はないようです。

さて・・・、話は変わりますが、nu board開発の際にお世話になったアイデアプラントの石井力重さんの著書「AIを使って考えるための全技術『最高の発想』を一瞬で生み出す56の技法 単行本(発売:2025/6/11)」が、7月23日現在、Amazonの「ビジネスとIT」部門で1位となっており、ベストセラー街道を爆進中です。
6月に発売されてからわずか一か月ですでに3万部を突破し重版も決定したとか。
AI時代に必須の使いこなし術を学べる良書です。書店で山積みになっていますので気になった方はぜひお買い求めください。

AIを使って考えるための全技術の表紙写真

やりましたねー、石井さん!さすがです!
では、KJでした。