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点字・触知図の問い合わせが増えてます

~自治体や企業も注目のワケ~

こんにちは、KJです。

前回のブログでは2024年に開催された視覚障害者向けの展示会のリストを掲載しました。
当社も2024年の4月にはアメディアフェアに、後半は11月のサイトワールド、12月のライトハウス展と2か月連続で出展しています。
出展社の状況も数年前とは異なり、大手電機メーカーさんやIT系企業の出展も増えてきており、この分野への注目度が拡大していることを感じます。

当社への問い合わせ件数を見ても、ここ数か月で点字・触知図に関する問い合わせが増えてきています。
4月に施行された障害者差別解消法の影響のほか、障害者雇用促進法による視覚障害者を含む障害者の雇用機会が広がっていることも一因としてあるかと思います。

問い合わせの内容ですが、具体的には防災マップや館内案内図といった触知図のほか、視覚障害者・晴眼者共通で使えるパンフレットの作成・印刷など、自治体や企業からの問い合わせが多いのが特長です。

触知図で作成した防災マップの写真
ポケット点字カレンダーと点字一覧表の写真

当社が出展した展示会の来場者層を振り返ってみると、視覚障害者の来場数が多いのは当然ですが、自治体関係や福祉関連施設のかたのほかヘルパーさんやボランティア活動をしているかたなど、実にいろいろな人が来場されます

点字については点字を読める人が少ないという状況もあるのですが、展示会で当社が無料で配布している「点字カレンダー」や「点字一覧表」はすぐになくなってしまうほどの人気です。

視覚障害者を取り巻く技術の進歩

さて、展示会に出展していると視覚障害者をサポートする技術の進歩に驚くことがあります。
スマホに搭載されているGPSや画像認識技術、音声アシスタントなどの技術やAIを活用したソリューションが増え、視覚障害者を取り巻く環境に新しい可能性が広がっているように感じます。
冒頭でも述べましたが、展示会ではこれまで出展していなかったようなIT企業も目立つようになりました。

さて、最後になりますが、展示会では当社が手掛けているオフセット印刷機による点字・触知図作成の技術を応用して「こんなものを作ってほしい」といった要望をいただくこともあり、当社としても今後はこの分野の業務をさらに発展させていきたいと考えています。
点字・触知図の作成でお困りの際はぜひ当社までご相談ください。

お問合せフォームはこちら

では、KJでした。