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印刷業界ならではの業務アイテム

~とにかく大きいのです~

こんにちは、KJです。

先日のことですが、デスクの横にある段ボール箱を見てふと感じたことがあります。
それが下の写真・・・横幅と縦幅は大きいのになぜか厚さだけが薄いという・・・。

刷板が入っていた段ボールの写真

サイズはおよそ横幅が112cm、縦は82センチもあるにもかかわらず、厚さ自体は2cmしかありません。
実はこれ、刷物を作る際に使う「刷版」というものを作るための材料が入っていた段ボールで、刷版として使用したあとは試し刷りや校正刷りなどを入れておくのに使っています。

通常、印刷物の仕上がりがA4サイズだとすると「菊判」とよばれる大きさの用紙に8ページ分を印刷します。
この「菊判」のサイズが、636ミリ x 939ミリですので、試し刷りのサンプルを入れるのにちょうどいい大きさというわけです。

この大きさの段ボール、印刷会社では頻繁に使われていると思いますが、一般の会社で使うことはほとんどなさそうです。

他にも、印刷会社ならではと感じさせるものがいくつかあります。
たとえば、下の写真の黄色い袋。

黄色の大きな封筒の写真

こちらも縦が57センチ、横幅は44センチあります。
おもに印刷する際に使う原稿類や色見本などを入れておくのに使っていますが、これほど大きな袋を使う業界ってさほどないのではないでしょうか。
デザインや、建築・設計に関係する業務をおこなっている会社さんだとあるかもしれませんが、実際のところどうなんでしょう・・・。

あと最後はごみ袋・・・

特に営業部で顕著なのですが、本番前に試し刷り(色校正紙)をした際、お客様に提出するために仕上がり寸法に断裁します。
これは上で説明したように、印刷物を作る際に仕上がり寸法より大きな紙に複数のページを印刷するのですが、そのままでは校正がやりずらいので、仕上がりサイズに断裁してページ順に揃えます。
すると通常のゴミ箱には入りきらないほどたくさんの紙くずが発生しまうわけです。
なお、営業さんによっては、デスクの横に45リットルのごみ袋を置いている人もかなります。
見た目が良くないので写真は掲載しませんが(笑)

ということで、今回は当社の事例を書きましたが業界によっては「えっ、そんなものが!」と驚くようなものもありそうですね。

では、KJでした。