MENU

スタッフブログ

トップ スタッフブログ ダイアリー 読書日記
ダイアリー

読書日記

~今年読んだなかで面白かったもの5冊~

こんにちは、KJです。
今回は仕事とは関係のない話題ということで・・・

おおよそですが、早いときで週に1冊、ゆっくりのときは2週間で1冊のペースで本を読んでいます。
読んでいて「これははずれだったな」というものもありますが、それはそれでしょうがないというか、読書ってそういうものだと思うんです。
で、今年になってから読んだ本の冊数を6月上旬に数えてみたら17冊でした。

読書日記というと、通常は本の概要だったりこの文言に感動した!などと感想を書いたりすると思うのですが、私レベルの文章力ではとてもその魅力を伝えきれないと思いますので、本のタイトルと簡単な感想のみを記載することにします。
面白そうだなと興味を持ってもらえたら嬉しいです。

・嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたか
【文藝春秋(2021/9/24)】

嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたかの表紙の写真

日本シリーズで完全試合達成目前の投手を替えたのはなぜなのか?監督在任中に4度のリーグ優勝、1度の日本シリーズ優勝を果たしながらもなぜか首脳陣には嫌われる・・・最高に面白い一冊でした。プロとはこういうものかと考えさせられます。この本を読んで落合氏のファンになりました。

・ジョン
【あすなろ書房(2024/2/21)】

ジョンの表紙の写真

ビートルズのリーダー、ジョン・レノンの子供のころの回想録。母の愛情を受けられなかった幼いジョンの心の痛みがよくわかります。「mother」など、ジョン・レノンの曲には聞いていて切なくなってしまうものが何曲かありますが、ジョンの子供の頃の記憶がそうさせているのでしょう。

・ボクの音楽武者修行 (新潮文庫)
【新潮社 改版(2002/11/1)】

ボクの音楽武者修行 (新潮文庫)の表紙の写真

小澤征爾氏の若きころの回想録。24歳で単独でヨーロッパに武者修行に出かける行動力もさることながら、その若さでカラヤン、バーンスタインに認められ世界をうならせてしまう音楽力はまさに天才そのもの。もっとも徹夜をしてでも譜面を完全に暗記するまで読み込む努力家でもあったようです。普段クラシックは聞かない私でも楽しめました。

・本屋、はじめました 増補版(ちくま文庫)
【筑摩書房(2020/1/10)】

本屋、はじめました 増補版(ちくま文庫)の表紙の写真

大手書店チェーンのリブロから独立して、西荻久保でTITLEという書店を開業したときの体験をまとめたもの。著者の本に対する思いが伝わってきて、いつかはお店を訪れたいなぁという気になります。
「本屋は本を買うための場所ではあるが、実は自分に帰るための場所でもあるのだ。」
この言葉にしびれました。

・ネット興亡記(1)開拓者たち(日経ビジネス人文庫))
【日経BP 日本経済新聞出版(2022/12/2)】

ネット興亡記(1)開拓者たち(日経ビジネス人文庫))の表紙の写真

1990年代後半くらいから日本にインターネットが上陸してから約30年あまり。
あの孫さんがジェフ・ベゾスから出資を断られた件を振り返って「人生最大の後悔」と語ったとか、楽天市場をオープンしたときの店舗数がわずか13店舗だったにもかかわらず、三木谷社長が「世界をめざす」と社員を鼓舞した逸話などが満載です。
現在の日本のネット業界で活躍する企業が産声をあげたその当時の様子を垣間見ることができる1冊です。

では、KJでした。