お客様:横須賀美術館 様
透明UVニス凸凹印刷をご採用いただいた、横須賀美術館様の作成事例を紹介します。
商材名:
写真左 2021年秋「谷内六郎作品触図」
写真右 2024年春「谷内六郎作品部分拡大触図」(触図/A4サイズ)
仕様
透明UVニス凸凹印刷入り、角R加工
特徴
カラー印刷した紙面に透明なUVニスで、凹凸のある線と点で表示しています。「谷内六郎作品部分拡大触図」に関しては、貸出での中長期の活用を想定し厚手の用紙を採用。絵柄の側には墨字と点字のキャプション(《タネを吹く子》、踊り子に見立てられた種、等)を添えています。
活用目的
横須賀美術館は、谷内六郎<週刊新潮 表紙絵>を所蔵しており、敷地内には谷内六郎館を併設。谷内六郎作品を視覚障害者の方にも楽しんでいただくため、鑑賞補助ツールとして触図を作成。
『知られざるエピソード』
横須賀美術館の学芸員が実際に「谷内六郎作品触図」を視覚障害者団体へ貸出した際に、その鑑賞の様子を見学したところ、「補助的な触図があった方が、理解がスムーズでは?」と感じ、弊社へ再度ご相談をいただきました。「谷内六郎作品触図」の絵柄を抜粋し拡大した「谷内六郎作品部分拡大触図」としてツールを新たに作成し、現在「谷内六郎作品触図」と一緒に活用されています。
カラー印刷の上に透明UVニス凸凹印刷のため、晴眼者の方も共用できます。
活用イメージ
「谷内六郎作品部分拡大触図」は、角R加工仕上げ。
視覚障害者の方が、顔に用紙を近づけて見た際に、用紙の角が触れて痛くないように角を丸くしています。
横須賀美術館URL: https://www.yokosuka-moa.jp/
谷内六郎館URL: https://www.yokosuka-moa.jp/taniuchi/index.html
※欧文印刷スタッフブログ(2024.3.11掲載)
弊社で作成させていただきました、点字・触図入りのパンフレット2種類(施設概要/フロアガイド)を写真入りでご紹介しております。
欧文印刷スタッフブログURL: https://obun.jp/blog/834/