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建築界のノーベル賞 プリツカー賞とは

こんにちは、KJです。
突然ですが「プリツカー賞」をご存じでしょうか。

Wikipedeaには次のように記載されています。

プリツカー賞 (The Pritzker Architecture Prize) は、アメリカのホテルチェーン「ハイアットホテルアンドリゾーツ」のオーナーであるプリツカー一族が運営するハイアット財団 (The Hyatt Foundation) から建築家に対して授与される賞である。

「プリツカー賞」については、実は私も全く知識がなく、先週【3/5(火)】に報道されたニュースではじめてこのような賞があることを知りました。

建築のノーベル プリツカ―賞に山本理顕さん 公共空間や共同体問う

記事によると建築のノーベル賞とも呼ばれている非常に権威のある賞とのことで、日本人の受賞は2019年の磯崎新さんに続き9人目だそうです。
私がこの記事を読んで驚いたのは、弊社が触知図の作成で協力させていただいた横須賀美術館の設計が山本理顕氏の手によるものだったことです。

美術館のWEBサイトに掲載の「美術館について」によると、”ガラスと鉄板の入れ子構造からなるファサードが特徴的です。”とのことで、設計のプロセスや建物の特徴の詳しい解説が掲載されています。
私も機会があれば一度は訪問してみたい美術館です。

・美術館について
https://www.yokosuka-moa.jp/museum/architecture.html

横須賀美術館のパンフレットの写真。パンフレットは施設概要とフロアガイドの2種類。
フロアガイドの中面。点字と触図のほか墨字も印刷されている。

当ブログの「点字や触知図がある美術館・博物館、テーマパーク、レストラン一覧」の中も横須賀美術館の記載がありますが、触知図を用意している美術館は日本でもまだまだ少数です。
そういった意味で、横須賀美術館は建物としての素晴らしもさることながら、ハンディキャップを持っている方への配慮も行き届いている点が素晴らしいと思います。

美術だけでなく、建築に興味のある方、視覚障害をお持ちの方もぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

では、KJでした。