英文開示ドキュメントサービス
タイムリーにセーフリーに文書を管理
東証が発表した2025年からの英文開示義務化と日英同時開示は、今後幅広い投資資金を呼び込むための国内市場の環境整備の一策と考えることができます。ただ一般企業にとって英文開示資料を統括管理していくことは、負担が大きく、まして無料のMT(機械翻訳)等を使用しても品質の良い翻訳を出力することできません。そこで必要になるのは、MTを使いこなし、その分野に特化したプロの翻訳者を提供するサービスプロバイダーです。彼らはペナルティーがつかないように(セーフリー)文書を管理し、東証が要求する日英同時開示(タイムリー)が可能なようにお客様の翻訳を資産として活用いたします。欧文印刷では最適なツール(セキュリティを確保したMTや人が管理する翻訳支援ソフト)を使用することでこうした問題を解消します。それに加えてデータべース化した翻訳の再利用と自動レイアウトソフトのマルチアウトプット機能を利用してWord、PowerPoint、Acrobat、HTML等に変換可能になります。
少ないステップでプロセスを単純化し、時間を短縮
わずか4つのステップ(2回目以降は3ステップ)で作業は完了します。
初回フローチャートは以下の通りです。
決算短信
決算短信は、貸借対照表・損益計算書をはじめとした決算情報が最も早く開示される資料であり、決算情報が投資判断上最も重要な会社情報の一つとされていることから、投資家やメディアからの注目度が高い資料といえます。また四半期決算短信は通期(Q4)に比べ、分量が少なく数字以外の変更箇所はごく僅かです。
翻訳支援ツールを使用して差分を抽出
決算短信はドキュメントQ4の期末以外は文書量が2~3ページと少なく、内容は重複箇所が多いためAI翻訳を使わなくても翻訳支援ツールを使用して新規部分(差分)だけを翻訳すれば短時間で作成可能*です。決算短信の流用度については以下の表をご参照ください。
*但し翻訳データベース作成費用、レイアウト調整費は別途かかります。
主な決算短信の構成 | 流用およびAI翻訳の可否 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Q1 | 連結業績 | 配当状況 | 連結業績予想/参考 | ◎ | ||||
Q2 | 連結業績 | 配当状況 | 連結業績予想/参考 | ◎ | ||||
Q3 | 連結業績 | 配当状況 | 連結業績予想/参考 | ◎ | ||||
Q4 | 連結業績 | 配当状況 | 連結業績予想/参考 | 経営成績等の概況 | 会計基準の選択に関する基本的な考え方 | 連結財務諸表及び主な注記 | その他 | △ |
Q4については、毎年大きく変化する経済状況を反映する「経営成績等の概況 」を除いて、人が大きく関わる翻訳が必要となる箇所はありません。従って短期間でもデータを蓄積できれば極めて短い時間でアウトプットが可能になります。
有価証券報告書
有価証券報告書(以降、有報)は、決算短信と同じく投資家への情報開示が目的です。異なる点は情報量の多さと正確性です。決算短信では推測も含まれますが、有報では監査後の精査された開示情報になるため、確定情報を開示します。
また令和6年4月に金融庁から、「有価証券報告書の作成・提出に際しての留意すべき事項等及び有価証券報告書レビューの実施」について発表あった通り、内容の大幅な変更が予想されます。
従来の2部構成(企業情報と提出会社の保証会社等の情報)から変更がありませんが、各項目で「サステナビリティに関する考え方及び取組」における人的資本や「コーポレート・ガバナンスの状況等」の記載が増えることが予想されます。当社ではこうした状況を踏まえて翻訳支援ツールを使用できる専門のネイティブ翻訳者とネイティブチェッカーが作業を行います。海外の投資家が納得のいく分かりやすい、常に正確な翻訳を短期間でご提供いたします。
また翻訳セグメントは全てデータベースとして保存し、近い将来AI翻訳として活用できるようにいたします。
有報翻訳の基本的なイメージは以下の通りです。
IR説明会資料・決算説明会資料
IR説明会資料は、決算説明資料と同様に動画で配信されるケースが多いようです。当社ではMTやAI翻訳が難しいとれている動画翻訳も、音声付きPPTXファイルまたは動画ファイルを頂ければ、短期間で動画編集、翻訳、英語での字幕作成や音声ファイルの作成をはじめWEB用へコンバート等が可能です。
適時開示資料
各適時開示資料の英文化も対応いたします。人翻訳、AI翻訳+PE等、納期とご予算に応じて対応いたします。
当社のサービスは、このような
企業の「総務」担当者の方におすすめです
- 英語も同時開示をしたいが毎回大変だ
- 英語が苦手
- 貸借対照表やバランスシートのフォーマットは日本式でいい
- 数字のチェックが面倒だ
- レイアウトの調整が難しい
- 今までやってきたことも不安だが、変えるとなるともっと不安だ
一つでも当てはまる方、当社の問い合わせフォームにご連絡ください。