文化の違い

アメリカのテレビドラマを見ていると、苗字ではなく名前で呼び合っています。社員が社長に向かって「ハイ、ジョージ」なんてやってます。ところが、実際自分が、その中に入って、名前で呼ばれるとしばらくは、なじめません。私は20代のときにハワイに来て、そう呼ばれた時はとても新鮮でした。周りのほとんどの人が年上ということもあり、気にならなかったのですが、60代になってまたハワイに来て、社内で私より30歳も40歳も若い人から名前で呼ばれると正直言って違和感がありました。(今は慣れましたが。)社外の40代から50代以上の方々からは名前で呼ばれていますのでそれだけに、余計、違和感があったのかと思います。ただ多少気を遣っていただき、“さん”付けです。

こちらに生活して知った文化の違いは、例えば日本だったら、振り返りながら別れの挨拶を何度も何度もします。翻って、こちらの人たちは、ひとたびドアーを開けて部屋を出て行ったら、絶対に振り返りません。さよなら、の一言が終わったらもうあなたのことは忘れました、というような素振りに見えます。もう一つ、面白いと思ったのは、散歩で出会うと手を振ってくれます。手を振るのは、日本だったら離れているときですが、ところがこちらでは、すれ違いざまにも手を振ります。これって何なのでしょうか。やはり文化の違いとしか説明できません。

さらに、ハワイは全てにおいてカジュアルと言っていいでしょう。例えば、オフィス内でもビーチサンダルもどきで歩き回るとか、ちょっとしたレストランにでも短パンで行けたり、なんたっていいのは、ネクタイをしなくてもいいことですね。日本もやっとクールビズにより、夏のネクタイから開放されたようですが、私は若い頃ハワイ生活を経験したせいか、日本の夏にネクタイは非常識と自分で決めて、クールビズなどと言われる大分前からアロハシャツで仕事をしていました。文化の違いはあっても、いいものはどんどん取り入れたらいいと思いますが、世間ではなかなか認めたがらない人が多いですね。

「理屈では 理解できない 文化の差」