開発ラッシュ

昨年度(2007年4月~2008年3月)の経営計画の骨子は「開発」でした。勿論、そのはるか以前から開発は行われていましたが、これからは特に「開発」に傾注していかなくてはいけない、という認識のもとに2007年度から経営計画に盛り込むようになりました。それから1年半が経過して、嬉しいことに今や“開発ラッシュ”状態になってきました。
私どもの開発は、「材料開発」、「技術開発」、そして「商品開発」と「サービス開発」です。今年6月に発表した、何度でも書いては消せる“消せる紙(ケセルシ)”は、その特殊なニスそのものの開発、すなわち「材料開発」、そのニスを転写する「技術開発」、それに“消せる紙”という商品にした、「商品開発」によって生み出されました。この“消せる”機能の活用範囲が意外と広く、様々な商品に展開すべく頭をひねっております。知育玩具、販促用ノベルティ、文房具、生活雑貨などでの活用が可能かと思われます。
「技術開発」は感性価値印刷の一環として、“漆のような感触のニス印刷”、“ある角度で色が変化する偏光パールニス”、というような開発を行って来ました。「材料開発」は第二弾として、今までにない機能を持ったニスを開発中で、近日中に発表できるかと思います。
「サービス開発」は、ウェブ名刺作成サービス、ブログ製本サービスが軌道に乗り始めたので、次に展開すべく2つのサービスを準備中です。勿論、ネットを使ったオンラインのサービスです。来年3月までにはご紹介できるかと思います。「サービス開発」のベースには仕組みの開発があります。この部分にはそれ相当の独特な発想がなくてはなりませんが、今のところ自社内でこなしています。
これらの開発を面白がってやっているという側面もありますが、そんな悠長な気持ちだけではありません。どの産業界でも同じですが、誰でも彼でも出来る製品やサービスに対しては、安さを求められます。当然です。従って簡単にはできない、特殊なことを身につけて行かなければ、いつまでたっても価格競争の世界から抜け出せません。他社には出来ない何かを出来るようにする、ここに力点を置いている会社、これが欧文印刷です。
“あちこちで 開発モード 乗ってきた”