知識と知恵

 知識と知恵が全く別物であることに異論を唱える方はいないと思うが、それでは、これらはどう違うのか、あるいは相関関係はどうなっているのか、ということに関する勝手な見解を記した。
知識が溜まると知恵が湧いてくるのかというと、そうではない。では、知恵を得るには知識が不要かと言うと、これはなくてはならないものだ。それでは、どうすれば知恵は得られるのだろうか。勿論、大脳生理学を学んだわけではないので、そもそもアカデミックな説明などはハナから出来ない。あくまでも、経験的な私見として聞いていただきたい。
いい例がこの”経営独言”、ここから知識が得られるかと言えばノーである。知識のかけらくらいは、あるかもしれないが殆ど無い。あるのは、私の意見だけ。では、この意見はどこからやってきたのか。まさしく、それは私のささやかな知識と経験をベースにまとめたものである。すなわち、一つの知識と他の知識を掛け合わせ、そこに経験という調味料を振りかけて、いろいろな角度で見渡した結果の意見である。この経営独言のタイトルの一つである、”五つの顔”や”Better than Best”は、私が独自に得た典型的な知恵なのである。
何事にも疑問を持ち鵜呑みにしない、この姿勢がまずは肝心だと思う。えらい先生の言葉でも、この先生はこう考えるのか、と受け止め、さて自分はどう考えるかなと自らに問う。この姿勢があれば、独自の見方考え方が養われるのではないだろうか、この”知識と知恵に関する考察”は大きなテーマなのでいろいろな方がいろいろな意見をお持ちのはず。是非、聞かせていただきたい。