判断と決断

 正しい判断をしても、決断をしなかったら意味がない。勿論、決断をしたのに行動しなかったらそれはお笑い種だ。ここでは、お笑い種は、横において、「判断と決断」について考えてみよう。
まず、冒頭で「正しい判断」と記したが、何を持って正しいのか、これがわかりにくい。敢えて言えば、結果を持ってだろうが、これとて、判断直後の結果とも言えない、もしかしたら1年後には、違った結果が出ているかもしれないからである。
従って、判断と言っても、短時間で効果を期待するものと、ある程度時間を要するものとがある。このような時間経過によって違う局面が出てくる場合は、前もって宣言したほうがいい。例えば、これは、当面の状況を乗り切るための判断である、とか。それから、決断だが、これがなかなか出来るようで出来にくいものらしい。頭のいい人でも、決断が苦手な人を多く見かける。
決断をしないと、なんのために時間をかけて検討し、判断したのか全く意味がなくなってしまう。ただ、確かに決断には、勇気がいる。それに加えて、人を巻き込む決断の場合は、説明能力が必要とされる。何故を、説明してあげないと、それこそ、行動に移すときに、大きな力で動き出すのか、いやいや動くのかくらいの違いが出てきてしまうからである。