内省のひと時

 私たちは、日常生活においていろいろな人と接触しています。その中で大小様々な喜怒哀楽を感じ、その刺激を通して何かと学んでいます。多くのケースはこのように外部からの刺激にどう対処すべきか、というところで思考に入ります。
しかし、大きな刺激が途絶える僅かなひと時に自問自答、すなわち“内省する時間を作る”ことが大切だと考えます。子供が小さかったり、身内の看病や介護をしていると、一人になれる時間は持ちにくいものですが、そうであったとしても、1週間に30分でも1時間でも、一人の時間を持つことをお勧めします。
より価値ある人生にするためにすべきことは何か、人の気持ちをどこまで受け止めているか、良い時間の使い方をしているか、何気なく使っている言葉の意味をあらためて考えてみる、など、考えることは山のようにあります。だからこそ、自分の意見、考え方を醸成するには、一人の時間が必要なのです。
“孤独の一人”ではなく、“見つめるための一人の時間”を私も大事にしています。