ウィークリーメッセージ 24

一昨年8月からお送りしている「ウィークリーメッセージ」の続きです。
今回は、6年前の6月の内容です。

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2010 ・06 ・05 (土)
109. “こと”シリーズ「読むこと」その2
謙虚さは読書においても大事な姿勢ですが、謙虚さイコール“鵜呑みにすること”ではありません。でも概して、著名な学者や知識人、あるいはなんらかの権威がある方の文章を読むと、“なるほどそうなんだ”と疑問を持たずに受け入れてしまうことがあります。これはいかがなものでしょう。

考えたこともないコトや、全く知らないコトは、“そういうコトなのか”、といったん、頭に入れることは大事ですが、それを“鵜呑みにすること”は危険です。自分でしっかりと考え、納得したところで自分の意見にする、こういう姿勢が大事です。勿論、経営独言を書いている社長の言ったことだからと言って鵜呑みにしてはいけません。

考えて 納得したら 受け入れる

2010 ・06 ・12 (土)
110 . “こと”シリーズ「聞くこと」
聞き上手は、コミュニケーション上手です。まずは「聞くこと」、話すのはその後。これを肝に銘じて下さい。こういうと、常に待ちの状態でなくてはいけないと聞こえるかも知れませんが、そうではありません。

「聞き出す」、ということがもっと大事です。聞き出せば、聞きたいことが聞けるし、話す方も実はとても嬉しいのです。自分に関心を持ってくれていることが実感出来るからです。これは誰にでも身に覚えがあることですよね。ということで、「聞くこと」は相手を喜ばすことになるのです。

当然ですが、確認しながら「聞いて」下さいね。思い込みはもっともまずい聞き方です。

聞き上手 相手喜び得もする

2010 ・06 ・19 (土)
111 . “こと”シリーズ「見ること」
「見ること」について角度を変えて考えて見ましょう。それは、自分の目で見る、というコトです。「聞くこと」で触れませんでしたが、“聞く”のは、おうおうにしてその現場にはいない場合です。

報告を“聞く”は典型的なケースです。でも、状況によってはその裏付けを取ることも重要です。報告を疑う、というのではなく、確認は自分の目で見ることだからです。

実態は「現場、現実、現物」を把握することです。そのためには、自分の目を現場に連れて行き、しっかりと現実、現物を「見ること」なのです。

聞いたけど 鵜呑みにせずに 見ることだ

2010 ・06 ・26 (土)
112. “こと”シリーズ「尋ねること」
あまり国民性で言いたくないですが、日本人は“質問”が苦手なようです。わからなければ“聞く”、“尋ねる”のは、私の場合は物心がついた頃から、自然にしていました。わざわざこんなコトを言うこと自体に抵抗を感じてしまいます。これって当たり前ですから。

尋ねると、“私にはわかりません”、と言っているようで、そんな自分が恥ずかしいと思ってしまうのでしょうか。私に言わせれば、わかった振りをしている方が、余程、みっともなく、恥ずかしいことだと思うのです。

会話だけで相手の言わんとすることがわかるということは、実は、稀有なコトです。従って、「質問をする」、「尋ねる」のは正常な行為です。もっと、もっとみんな正常になりませんか。

わからない だから尋ねた どうしてと