ウィークリーメッセージ 17

昨年8月からお送りしている「ウィークリーメッセージ」の続きです。
今回は、6年前の11月の内容です。

———————————————————————————

2009 ・11 ・07 (土)
79.私が考える“我々の計画”の続編。
ドラッカー氏のこの5つの質問の中には、「我々の目標」がありません。何故なのか、考えました。
目標はその時々の状況によって異なってきます。ドラッカーさんの問い掛けは全て本質です。従って、「目標」はそれに当たらない、ということではないでしょうか。それに対して、「計画」は、どんな状況でも常に必要ですし、変わっていく必然性があります。とすると、「計画」という言葉の中には、普遍的な意味合いを込めたのではと考え、あえて前述のような答え方をした次第です。

目標は 状況次第で 変わるもの
計画は どんな時でも 欠かせない

2009 ・11 ・15 (日)
80.守破離の思想とは。
これは「しゅはり」と読みます。「守」とは基本を身につけることです。その上で自分のスタイル、自分の考え方・やり方を見つけることです。見つけられたら、それが「破」になります。そして、そのスタイルを確立する、確固としたものにする、これが「離」という概念になります。

すなわち、全ての始まりは基本を身につけること、これに尽きるのです。この基本ができていないのに、自分はこれでいいのだ、と言っても世間は認めてくれません。自分がいいと思っても、それが伝わらなくては、全く意味のないことだからです。その後に、自分のやり方、考え方を編み出していく、そしてそれを確立していくことが大切だと、この思想は教えてくれています。

基本知れども 出来る者少なし

2009 ・11 ・21 (土)
81.あらためて基本シリーズ。「正直」
ここで言う“基本”は人間としてのものです。いくつ取り上げることになるのか、この時点では分かりませんが、これは正に“基本”だ、と思われるものについて持論をまとめて行きます。まずは「正直」です。

会議の場でいつも感じるのは、“正直な社員が少ない”という事です。それは失礼な、と思われるでしょう。しかしこういうことです。人の話を聞いて100%理解出来るのはきわめてまれです。要は、分からないこと、確認したいことが必ずと言っていいほどあるものです。わからなかったにも関わらず質問をしない、ということになるとその場に居る人は、ほぼ全員“嘘つき”という事になるのです。

こういう点から言及すると、「正直」もそう簡単ではないのです。でも“嘘つき”とは言われたくないはずです。だから、分からないことは、分からないと言う。分かったら分かった、という確かな反応をする。これが「正直」というものです。

いるようで 意外といない 正直者

2009 ・11 ・28 (土)
82.あらためて基本シリーズ。「素直」
いい響きです、この「素直」という言葉は。人の話を素直に聞く、というのは“先入観”を持たずに心を真っ白にして聞くことです。どうです出来ていますか。結構難しいですよ。実際、誰が言ったかによっても、聞き方が違ってしまいがちです。ただこれでは、「素直」とは言えません。社長が言ったから、従わなくてはならない、ということではないのです。同時に、部下・年少者であっても的を射た意見は傾聴すべきなのです。

全て物事は“是々非々”です。正しいことは正しい。間違っていることは間違っているのです。誰が言ったか、誰がやったかではない、と言うことです。

勘違い ノーと言わなきゃ みな素直