アロハストリート発刊の背景 その5

2007年からチャレンジしていたハワイ島版も、2008年秋のリーマンショック以降、中止せざるを得ませんでした。本誌とハワイ島版2冊があっという間に本社の手から離れてしまいました。こうなると、本社としては、子会社からの仕事を当てにするのではなく、投資家として、子会社からの配当収入を期待するしかありません。
本社の利益も確保しながら子会社にもっと儲けてもらう、という虫のいい選択肢で行きたいのですが、そんなうまい話があるのでしょうか。勿論、いい話を追いかけていたわけではなかったのですが、結果的に実現しました。それは去年のことです。本社の利益になる仕事をハワイ側で作ることが出来たのです。そして、それにより本社は今までより遙かに利益率のいい仕事がハワイから回ってきて、そこで本社に儲けてもらうことにより、本社がらみのコストを削減してもらう、その結果、ウィンキュービックもより採算が良くなる、というマジックのようなことが出来てしまいました。まさに本社と子会社のウィンウィンが成立したのです。
ウィンキュービックは今年の4月21日で14年を迎えました。今年は昨年の1.5倍の配当が払えました。この円安も手伝って株主に取っては昨年比2倍近い配当がなされました。冒頭に親会社としては「配当収入を期待するしかない」と記しましたが、まさに絵に描いたように、いやそれ以上に親孝行の子会社に生まれ変わることが出来たのです。
前任の社長から経営を引き継いで2年、ウィンキュービックは健康体を取り戻すことが出来ました。そうなれた最大の貢献者は現在の社員です。次に貢献してくれたのは、多くのウィンキュービック卒業生です。それは、何故そう言えるかと言うと、お客様からの評価です。お客様は、私が見ているウィンキュービックよりも、ずっとずっと高く評価して下さっているのです。このような素晴らしい評価は一朝一夕にはいただけません。
ウィンキュービックに関わってくれた多くの社員と協力会社の皆さん、そして彼らの努力を認めて下さった多くのお客様のお陰で、今日のウィンキュービックがあるのです。
経営者として、このような巡り合わせに出会えたのは望外の幸せです。これからは、今まで以上に気を引き締めて、お客様に、そして読者に喜んでいただけるような会社にして行くことがまさに、経営者の責務だと痛感しております。
”過去は過去 未来を描き 今を見る”