お客様と利用者の視点に立った“わかりやすく役に立つマニュアル”を企画・構成から印刷まで一貫した制作体制でお手伝いします。取扱説明書や操作マニュアル、業務マニュアルなどのマニュアル類に限らず、テクニカルコミュニケーション領域全般のドキュメント制作を支援します。
欧文印刷とマニュアル制作
“『わかりやすく役に立つマニュアル』を作りたいという願いは、マニュアル制作者なら、誰でももっていることでしょう。同時に、それが口でいうほど簡単ではないこともよく知っているはずです。”
マニュアル制作の技術 -基礎編-この文章は、当社の関連会社であるハイテクノロジー・コミュニケーションズ（HTC）とNTT（当時は日本電信電話株式会社）が共同で執筆し1990年に出版された、『マニュアル制作の技術 -基礎編-』の前書きの一部です。
当時からマニュアル制作に携わってきた当社は、マニュアル制作を専門とするHTCを設立するとともに、社内ではパソコンやワープロのマニュアル制作を中心とするドキュメント・デザインセンターを立ち上げるなど、常に、「いかにしてわかりやすいマニュアルを作成するか」を追い求めてきました。
『マニュアル制作の技術』が出版されてからすでに四半世紀が経過しようとしていますが、当社のマニュアル制作における姿勢は一貫して変わることはありません。
テクニカルライティング・編集
基本的なマニュアル制作は、テクニカルライターとテクニカルエディターがチームを組んで行っています。近年、製品やサービスの高機能化や複雑化が進み、情報量も増え続けています。ドキュメントの規模により、マニュアルディレクター（プロジェクトマネジャー）が制作全般の指揮を取り、複数のスタッフを統括するなど、柔軟に対応しています。
テクニカルライター
テクニカルコミュニケーション技術に精通したライターが、お客様や利用者の視点に立った分かりやすいマニュアルを企画・構成から検討します。用語や用字といった文書表現にとどまらず、検索性やデザイン表現など、マニュアルの構成要素全般に関わります。特に一般消費者向けの取扱説明書には豊富な実績があり、原稿作成についても、取材から、仕様書などの資料から、試作器からと柔軟に対応します。
テクニカルエディター
テクニカルイラストや画面例などの図版類の作成や作業指示、DTPオペレーターへのレイアウト指定や校正など、マニュアル制作に付随するあらゆることに関わります。ライターと協力しながらコミュニケーションよく作業を進行します。DTPアプリケーションやデータ形式、PDFやHTMLなど、技術的な知識にも精通したスタッフが制作全般を支援します。
デザイン・DTP
いくら原稿がしっかりしていても表現設計がしっかりしていなければ、情報は伝わりづらくなります。
緻密に設計された機能的なデザインから訴求効果を重視した見せるデザインまで、デザイナーとオペレーターがチームワークよく対応します。各種デバイスのイメージ当社では、見せ方を設計することにとどまらず、他メディア展開を考慮したテンプレート設計まで提案します。近年、スマートフォンやタブレットの普及により電子マニュアルへの要望は急速に高まっています。その要望に応えるため、EPUB 3やHTML 5での納品にも対応しています。また、ローカライズの効率化のため、FrameMaker（mif）やInDesign（IDML）のタグ付き文書の活用にも古くから取り組んでいます。
ローカライズ
欧文印刷の社名が示すとおり、当社は創業当時から外国語の印刷物を作成しており、マニュアルのローカライズについても豊富な経験があります。「お客様の製品やサービスを理解し、適切な表現で翻訳をする」ということをモットーに、お客様の製品やサービスに最も適した翻訳者を精選します。また、翻訳についても製品や機能を十分に理解した上で進めます。特にマニュアルなどの技術文書については、翻訳支援ツールのTRADOSを活用し、用語の統一や品質の平準化を図っています。メモリーを蓄積することにより効率化を図り、コストも削減することが可能になります。
これまでの実績
取扱説明書
下記の実績は、日本語以外の言語（英語・仏語・独語・西語・伊語・・・中国語・韓国語・アラビア語…）も含みます。
- パソコンのユーザーズマニュアル・リファレンス・オンラインマニュアル
- 携帯電話
- プリンター・ファクシミリ
- デジタルカメラ
- オーディオ機器
- 医療機器
- 計測機器
取扱説明書以外
「行動規範マニュアル」「情報システムマニュアル（ERPやSCM・CRMなど）」「業務マニュアル」など、企業内で使用するドキュメントの制作経験も豊富にあります。
- 行動規範
- システム運用マニュアル（ERP・SCM・CRM）
- 業務マニュアル
- セールスマニュアル
- コンプライアンスマニュアル